ある日の日本語教室で
Jan
2024
28

先週の火曜日の日本語教室は生徒さんが少なく、ボランティアの方が多かったので、一人の生徒さんに3人ぐらいで囲んで会話の勉強をしました。

「会話の勉強」って、要するに日本語でのお喋りです(笑)
その生徒さんは中国の方ですが、もう来日して20年は経つ、ということですので、日本語はもちろんペラペラです。
日本人男性と結婚しましたが、ご主人を亡くされたそうです。

それで、フリーのガイドの仕事をされていて、先日は今度ガイドをするする文を考えてきたので、その内容と読み方がおかしくないか指摘してくださいとのことでした。
普段は日本に来る、主に中国語系の観光客(中国語ができるガイドが少ないそうです)に向けてのガイドですが、今度はお客様が日本人らしいです。
日本語がペラペラと言ってもいわゆる中国語の訛りはなかなか消えないですね。
そんな点も直しながら、ガイドの文に私たちも聞き入ってしまいました。

栃木県のいちご狩りや足利織姫神社、足利フラワーパークへの日帰りバスツアーのようでした。
いちごの種類の勉強や、織姫神社の七色の鳥居のそれぞれの縁結びの意味とか、フラワーパークのイルミネーションのこと、自分でしっかり勉強してノートにまとめていました!
私たちも知らないことが多かったので
「ヘえ〜!」という感じで・・。
フリーのガイドさんだからでしょうか、そういうことも自分で考えるのですね!
マニュアルがあるのかと思っていました。

「トキドキ、クイズもやるよ!」と。
「そうですね!そういうの入れたほうがいいですね」

・・・とその日はノートに書いた文を添削して、帰ってから綺麗に書き直して暗唱すると言っていました!

とても明るく元気な方です。
お客様にも人気者なんじゃないかな〜

そしてその後、昨日の教室にいらして開口一番
「クイズ、ヤッタけどダレもコタエてクレナカッタヨ」って。
笑顔だったけど、Rさん!なかなか思い通りにはいかないよね!