お花見三昧
2017
10Fエレベーターホールから見下ろす満開の桜は5日(水)の画像です。
やっぱり桜は見上げなくてはね!
昨日、5日水曜日が風もなく一番のお花見日和だったかもしれないですね。
土手の下の桜並木通り。
所変わって、6日(木)の今日、世田谷の砧公園へ。
源平桜・・・かと思いきや、桜には源平咲きはないとのこと。
源平桃かな?
枝が長~く伸びて重たげに咲く桜。
すごい!
枝がほとんど地面に着地!
「木登り禁止」と書いてあるけど、思わず腰かけてしまいそう・・・
今日のお目当てはここ砧公園の中の「世田谷美術館」
「内村昭蔵」設計のこの建物はこの正三角形のトラスト状の柱がモチーフとなっています。
そしてその中で開催されている企画展「花森安治の仕事」の鑑賞に来たのでした。
私が生まれる前から発行されていた「暮らしの手帖」は母も愛読していて、しばらくはバックナンバーが数々揃っていましたが、今手元にないということは処分してしまったのでしょうね。
花森氏の手による表紙の原画は見覚えのあるものがたくさんありました!
また、彼の「暮らしの手帖」の中で発信していた作品は今にも通じる決して古くないメッセージでした。
中でも、「暮らしの手帖」創刊前の仕事ですが、大政翼賛会のポスターでは
買わないで、すませる工夫
■ いまあるもので間に合ひませんか
■ 大事に使へばまだまだもちませんか
■ 繕つたり作り直せばまだ使へませんか
■ 繰り廻しを考へてみましたか
■ 隣組でお互ひに要らない物を融通交換できませんか
というコピーも作っていました。
当305のキャッチフレーズ
「いらないものはいる人へ」
にも通じるような・・・
そんな思いも抱えて帰ってきました。
駅を降りて帰り道、柳瀬川の土手の桜も屋台のライトに照らされてきれいに浮かび上がっていました!
一緒に行った友人と
「(砧公園の桜もきれいだったけれど)柳瀬川の桜もいいよね~」
と横目で見ながら帰宅しました。
このブログを書いている最中に風が部屋のサッシを叩きつけるようです!
明日の桜はどうなっているかしら・・・。