今朝のモーニングショー鑑賞（観賞？）はテレビ朝日の「羽鳥慎一のモーニングショー」。
毎朝チャンネルを行ったり来たり、「とくダネ！」だったり「スッキリ」だったり。
この頃はテレ朝が多いかな。コメンテイターの玉川徹氏の歯に衣着せぬ物言いが面白い。

きょうはなぜこれほど日本はPCR検査数が諸外国と比べて少ないのか、という論点。

どういうことかと言うと、PCR検査をして「擬陽性」という結果が出た場合、あくまでも「疑い」であって確定ではない。でも「陽性」かもしれない。
なので症状がなくてもホテルなどで隔離をしなければならない。
1~2週間して「陰性」が出れば退院できる。
その際、なんでもないのに拘束されたからと言って、その本人から訴えられた場合、国は必ず負ける。それは「ハンセン病」の例があるからだ。
人権侵害が問題になる。
それは「ハンセン病」という「らい菌」の感染による病気だが、感染力は低いことや治療法も確立した現在は完治するものです。

それが足かせとなって、検査対象を症状がある人優先になり、結果、無症状の感染者が知らずに移動することによる感染者数増。

つまり誰でも簡単にPCR検査を受けられる状況を作り、感染者をいち早く適当な施設に隔離する、これが最善の方法でしょう、と訴える玉川氏。
かなり低い確率で「擬陽性」という判断であってもそこは当事者に1~2週間、我慢していただく。それを政府は国民に投げかけて議論するのが先であろう、との投げかけでした。

ごもっともな意見だと思いました。

実際、すべての国民が簡単に無料で検査を受けられ、結果、隔離されるべき人は「陰性」になるまで我慢し、「陰性」である人は安心して移動して、お金を落とし・・・という「悪循環」ならぬ「好循環」が生まれるような施策をして欲しいものです。
「Go Toトラベル」や「アベノマスク」よりこっちのほうにお金をかけてほしかった！

まさしく新型コロナ。
ワクチンも治療薬もまだない今、
日々、情報が行き交い、テレビばかり見ていると頭が混乱してきます。

だからといって友を誘って美術鑑賞、音楽鑑賞もままならず、まったく無為に過ぎて行く日々が虚しいです。