もったいないキッチン
Oct
2020
19

先日の土曜日は何と寒い一日でしたでしょう!
しかも一日雨で、残念な週末でした。

雨でもOKな映画鑑賞に姉夫婦と行ってきました。

レトロな雰囲気、川越スカラ座へ。
いつも空いているのでソーシャルディスタンスは十分とれます(笑)。

「もったいないキッチン」は14時からの上映でしたので先にセサミキッチンで昼食を摂ってから。
真向いが川越に行けば必ず寄る、好きなお店「はるり銀花」。
でもその日は時間がなく、食後すぐにスカラ座へ。



オーストリア人の食材救出人の映画監督ダーヴィドとパートナーのふたりで約1ヶ月、「もったいない精神」で食品ロス解決の糸口を探しながら日本を旅するドキュメンタリー映画です。

日本の食品ロスは世界トップクラスだそうです。
農地では農作時の生産調整で捨てられ、小さな野菜は規格外で捨てられ
漁業では売れない魚は捨てられ
加工食品も予定販売量通りに売れなければ残りは廃棄。

これみんな廃棄物です。

私も決して食材を無駄にしていないかといえば、ひとりではどうしても食べきれず、冷蔵庫の中でも腐らせてしまうこと数知れず・・・
耳の痛い映画でした。

それらの廃棄物を再利用して美味しい料理を作りだしたり、
野山には食材であふれていると、野草のてんぷらを作る82歳のおばあちゃんの話
かつお節を作る工程でモーツァルトを聞かせているという話・・・ここのところは実は私はウトウトしてました!
衝撃だったのが昆虫を食べる料理。
気候変動が続くと人間は昆虫を食べることを推奨されるかもしれないと・・・
動物の肉を加工するには地球の資源であるエネルギーを大量に消費するので、昆虫食にすれば良質なたんぱく質を少ないエネルギーの消費で得られるのだとか。
ちょっと不気味な話でした。
その頃には私はもういないと思うので、この話は無視しました(笑)。

そんなこんなの映画でしたが、とにかくランチ後のお腹が満たされた映画鑑賞。
どうしても暗くなった場所では舟を漕ぎ・・・。

TOKIOの「0円食堂」のほうが面白かったかな~なんて。
捨てる食材を集めて見事な料理に仕上げる番組でした。
「鉄腕ダッシュ」だったかな?

この映画の二人もキッチンカーで全国を走ります。
もっと、このキッチンカーで料理をするのかな~と思っていました。
そういえばNHKでも杉浦太陽君がそんな番組やっていましたね。
どうもそっちのイメージに行ってしまいます・・・。


映画館を出ても雨は降りやまず、寒くて寒くて、川越の街を歩く気にもなれず、早々に帰宅しました。
寒いのでストーブをつけてソファでまったり。

でも思い立ってキッチンに立ち冷蔵庫から色々取り出しました。
山東菜・しいたけ・エノキダケ・人参・豆腐・2本だけ残ったウィンナソーセージ
それらをサッと炒めて水と鶏ガラだしで煮込み、チューブ生姜と塩胡椒、最後に鱈しょっつる(ナンプラーのようなものです)で味を調え、あんかけにして卵でとじました。
ご飯は炊いていなかったので、冷凍の肉まんを蒸かしてその夜の私の残り物料理としました!


翌朝もパンに添えて頂きました!


「きょうは何を作ろうかな」の前に
「何が冷蔵庫にあるかな」と見てからメニューを考えようと決意した映画ではありました!