オペラ鑑賞
Sep
2021
13

先日、久しぶりに自粛生活を解いて姉の家族とオペラ鑑賞に行ってきました!

宮本亜門演出のモーツァルトの「魔笛」

13時開場、14時開演なので早めに行って会場近くでランチを、ということで姪の運転で上野まで車で出発しました。
往復、車だし、ランチもお寿司屋さんの個室を予約済み。
万全の感染症対策で!

なのに、出発してすぐ後部座席に乗って、シートベルトを探したりモタモタしているうちになんだか気分が・・・
いやな予感はあったので用意していたビニール袋に吐いてしまった!!
これからおいしいお寿司を食べるというのに・・・
全く食欲ゼロ。

まあ、でも少し吐けたし、着いてトイレにも行ってちょっと落ち着いたかな。

シャリを小さくしてもらって、ネタも良かったからか美味しくいただけました!

そこから歩いて不忍池を抜けて、東京文化会館へ。

開演前だからいいかな・・・パチリ

かなり、後ろの端の方の席でしたが、これでもS席。
早い者勝ちですね。
席は50%しか入れないということでしたが・・
開演前には結構、ぎっしりには見えました。
でも、一緒に(チケットを)取ったグループは隣り合わせでしたが、その前後、左右は空席にするという配慮でした。

いよいよ始まる直前、メガネを車の中に置き忘れてきたことに気づきました!
こんなに席が遠いし、全体の舞台の動きは見えても顔の表情は見えないし、左右に表示される日本語訳の字幕も読めるわけないし・・・
義兄がオペラグラスを持ってきていたのでそれをお借りすることにしました。

結果、それがなかったら面白さは半減してたかな。
でもオペラグラスは全体的には見えないから、字幕が出たらそっちに向けて、時々舞台に戻して役者さんの表情見たり、全体の動きを見たい時ははずして、ボヤッとした動きを見たり・・・疲れました(笑)。

ミュージカルはよく観ますけどオペラはあまり詳しくありません(ミュージカルも詳しいわけではないけど)。
何年か前、「ラ・ボエーム」というイタリアオペラを、ちょっとした飲み物と前菜付きの長テーブルの前に座って鑑賞したことがあります。
多分、生(なま)で観る初オペラだったと思うので、それなりにソプラノのソロの歌とか感動したと思います(テノールは高音域に無理があった・・)。

そういう意味ではこんな大きな会場でのオペラは初めてでした。


まあ、とにかく素晴らしい歌声!!
4日間の日程なので2日ずつのWキャスト。
私たちが観劇した日の夜の女王役は安井陽子さん。
素晴らしいコロラトウーラソプラノ
YouTubeを検索したら彼女のアリアが聴けましたので⇨○

もう一人のキャストは高橋維(ゆい)さん。
その方の歌も聴いてみましたが、個人的にはあの凄みのある女王役は安井さんの方がハマり役だったのでは、と思いました!

でも高橋さんのYouTubeを聴いていたら偶然続けてこんな歌が→◇

手を洗う女王のアリア 〜「魔笛」よりコロナVer.〜 ソプラノ小林良子
・・・という歌でした!


こんなに素晴らしい舞台を作り上げるのにはどれだけの練習を積み上げ、日々鍛錬しているのだろうと考えると、本当にこのコロナ禍下で芸術家たちはどれだけの犠牲を払っているのでしょう。
そして私たちもこんな素晴らしい芸術に触れる機会を否応なく減らされて、全くつまらない世界に成り果ててきてます。

♬ みんな手が汚れてるの バイキンだらけ 
でも心は汚れていない 手洗い、それが一番大事! 
心も手もピカピカに さあみんなで手を洗いましょう! 
まずは手をぬらし ハンドソープでアワアワAh〜・・・・・

あのコロラトウーラソプラノの声で
♬Ah〜A  Ha ha ha ha ha ha〜 アワアワ A ha ha ha ha 〜

って、コロナ菌も飛んでいっちゃいそう!!

さあ皆さん、ご一緒に!