先日、郵便局で椅子に座って順番待ちをしていた時の事。

受付カウンターで70代ぐらいの方との親子とみられるお二人が局員の方としばらくお話をしていました。
話が済んでお嬢さんと思われる方が
「お母さん、ちょっと大事な話があるから…」
と言いながら私が座っている前の席に並んで腰かけました。
聞くともなしに聞こえてきた話。
定期預金か何かの証書でしょうか、それをお母さんに見せながら
娘「あのね、お母さん」
母「うん」
娘「この500万円はね、お母さんが病気をしたりしたときにね、入院したり手術をしたりする時のために貯めておいたの」
母「うん、うん」
娘「それをね、27年5月に解約しているんだって！」
母「え？私が？」
娘「そう、お母さんが印鑑を持って手続きをしに来たんだって！」
母「え～っ？でもここにこれ（証書）があるじゃない」
娘「そう、でもちゃんと印鑑を持って来て手続きをしたらしいよ」
母「そしたら、500万円はどこいっちゃったの？」
娘「そう、どうしたの？」
母「え～っ！？・・・」

残念ながら私の順番がきたので話はここでSTOP。

私も続きが聞きたい・・・

お母さん！その500万円はどうしちゃったの？

でもお嬢さんは（もしかしたらお嫁さんかもしれない）終始、落ち着いていらしたので何となく結果は見えていたのかも・・・。

認知症ということなのかな～

窓口で話しているとき、チラッと「オレオレ詐欺…」という言葉が聞こえたけど笑って話しているようだったので、そうではないのかな。

それにしても500万円もの大金をどう使ってしまったのかわからないのが不思議・・・。

気を付けましょう！
詐欺と認知症。