作並温泉・山寺ツアー
Nov
2014
25

三連休の前半、着物の受け付けも忙しくなるであろうこの時期に、不肖ながら私、仙台作並温泉へ一泊で行ってまいりました。
といっても、趣味のコーラス「うたごえ全国大会」の会場が仙台ということで、その女性の部に参加しました。
全国大会ということは当然予選があったわけで、その「埼玉のうたごえ」をとりあえず通過し晴れて全国大会出場ということになったのです。
さあ、そうなると準備が大変。何の準備かというと、「旅」の計画です。私達にとって全国大会出場ということは、会場付近の旅行に行くということなのです!
しかも三連休なので宿を取るのも大変。
仙台に実家がある団員に頼んで一緒に「旅行計画」を立てました。
先ずは最大の目的である仙台の会場で6分半の合唱をすること!

ここがその会場です。

「楽楽楽ホール」と書いて「ラララホール」と読みます。
比較的新しい、いいホールでした!

30団体中5番目の出場で、歌い終わってから2回目の休憩まで聞き(すみません…)、会場を後にしました。
でも指揮者の先生やボイストレーニングをして下さっている先生からも「今日の歌は今までで一番好き!」とおっしゃっていただき、私達も歌い終わった後の達成感がありましたね。

で、いざ、作並温泉ツアーへGO~!!
仙台からシャトルバスで作並温泉へ直行しました。
その夜の温泉、食事、飲む、しゃべる、歌う(ホテルのカラオケ)・・・で盛り上がったのはもちろんのことでした。

翌日は今、NHKの朝ドラで話題の「マッサン」でおなじみニッカウィスキー作並工場へ。

キルン塔(麦芽を乾燥)

ウィスキーづくりに大切な「清冽な水」「澄んだ空気」「冷涼で湿潤な気候」がまさしく実感できる空間でした!

ウィスキー工場から作並駅までのシャトルバスの中でのこと。
前の方に座っていた私はなにやら後ろの方で
「うぉ~!」という賑やかしい声に
「どうしたの?」と聞けば、一人の団員に入ったメールに昨日の合唱コンクールで私達の団体が銅賞に入ったとのことのお知らせがあったとか。
結果も聞かず、ボストンバッグ抱えて喜喜として旅立つ私達も、知らぬ間に銅賞をいただくなんて罰当たりなことですよね。
あ、銅賞といっても3位という訳ではありません。金賞も銀賞も、もちろん銅賞も各1団体ずつの受賞ではなく複数団体の受賞ですので。


さて、気をよくしたところで次なる目的地、いざ山寺へ!
仙山線で作並から20分程。


もうここは山形県です。


駅の目の前のお蕎麦屋さんで先ず、腹ごしらえ。



天ぷらと芋煮がついたお蕎麦で、¥1,080
安くて美味しかったですよ。
三連休でしかも16人の団体。これはと事前に予約しておいたのでスムーズでした!
荷物もこちらで預かって頂けたので身軽に歩けました!


先ずは、あそこまで登るのか・・・と見上げながら出発。
下で待っていようかなという人もチラホラ。


でもなんとか全員登り始めました。




途中、参拝しながら。

見よ!このまっすぐに伸びた一本杉。


そしてまたひたすら登る。


「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」の芭蕉の句をしたためた短冊をこの地に埋めて石の塚を立てたもので「せみ塚」といわれるそうです。



そしてまた登る。


もう紅葉は終わったとはいえ、こんな色づきを見ると思わずパチリ。


あの石穴には人骨も入っているとか・・・。


けな気に咲くシュウメイギク。


立石寺三重小塔



「修行の岩場」
ここからどんどん絶景が開けてきます!




山寺の駅とさっき食事したお蕎麦屋さんを見おろして、1000段もの階段を上ってきた自分達をたたえ、下りていきました。

60代(何人かは50代または70代)中心のおばさん達、若い!!
予定の時間をはるかに下回り、仙台へ向かう仙山線乗り場の山寺駅前で待つこと30分以上。せっかく暖まった身体がどんどん冷えてしまいました!

仙台へ戻り、ツアーに含まれているお弁当をいただき、お土産を買い込み新幹線へ。

私達が乗った新幹線ではありませんが。
色違いの連結が面白かった!


二日間ものお休みをいただき、スタッフの皆にはいつも感謝です。
お蔭様でリフレッシュできました!

さて、これから「和で遊ぶ展」に向けて頑張ります!
皆様の出品、お待ちしております。