昨日、MRI検査を初めて受けました。

金属製の身に付けているものを全て外し、寝台に横たわって注意を受けます。

「かなり大きな音がしますよ。無理なようでしたら途中で『中止してください』と声をかけていただければいいですから」
なんて言うものだから、ちょっと緊張してしまいました。

確かに頭の部分がドーム状のようなところに入って、しばらくすると結構なボリュームの音が聞こえてきました。
最初にヘッドホーンを着けられるのですが、そこから何か聞こえていたのかな〜
単に、耳を塞いでいるのかな〜

とにかく音は単一でなく、手を替え品を替え、という感じで迫ってきます。
あるときは金槌で釘をトントン打っているような、ドリルで穴を開けているような、大工仕事のような音です。
我慢できないような音ではないです。
少し静かになったなあ・・と思ったらヘッドホーンから心地よい音楽が聞こえてきて、
「あら最初から音楽がかかっていたのかしら」と初めて気付いた時点で、終了になりました。
15分くらいでしたでしょうか。
思ったより早くて楽でした。



始まりは5/24の朝。
朝、起きてベッドから降りて立つと、左腕が何か変。
ダラ〜んと力が入らない感じで、しかも頭もフワッとした感じ。

これって、脳に何か・・・と不安。

いつものラジオ体操をする気もなく、ちょっとボーッとしてソファでまったりしてたりして。
こういう時って悪いことばかり考えてしまいます。

でも単純な私はそのうち症状が気にならなくなると、
「あ〜なんでもなかったんだ！」
とその日も普通にカーブスに行ったりして。

そしてその日の夜、普通に夕飯を済ませて片付けて、テレビを見ながらソファでうたた寝したりして、10時頃、お風呂に入らなくちゃ、と思いながら何だかムカムカする感じでした。
それなのに何故だか苺が食べたくて、一つ口に入れたら案の定、程なく吐き気がしてきました。
トイレで戻したとき、真っ赤で一瞬、たじろぎ
「あ、イチゴ食べたんだった」と思い出し（かなり冷静）、
「今日はもうお風呂に入らないで寝よう」と顔だけ洗って布団に入りました。

それからが大変！
ムカムカして眠れない・・・
ついにトイレで夕食に食べたものを吐いてしまいました。
もう吐いたから大丈夫、と思ったのも束の間、またまた吐き気が・・・
繰り返すこと7〜8回。
結局、胃の中のもの全部を吐き出すまで続きました。

吐くものがなくなってからやっと眠れたようです。

翌朝、目が覚めてベッドから降りて左腕は・・・と言うと、昨日の感じとはちょっと違って、でも肘から下が冷たい感じ。やっぱり左腕が変。
脳外科に行って診てもらおうかな、と思いましたが、こういう状態で車を運転するのも怖いし娘も仕事でした。
なので、とりあえず歩いて行けるいつもの内科へ。

上記の症状を話したら、先生も先ず、脳を疑ったらしく
「腕を前に伸ばしてみてください」
伸ばしたら
「目をつぶってください」
しばらく目をつぶっていましたが、腕に変化もなく
「こちらに来る時も普通に歩いて来られたんですよね？」と。

で、診断は
「軽い胃腸炎でしょう。吐き気止めを出しておきます」

あ〜よかった！一件落着。

朝の不安から解放されてルンルン気分でいたのだけれど、その日の夕方、姉から電話。
「最近、ブログが更新されてないけど、どうかしたのかな、と思って」

それからその顛末を話していたら
「あら！そういう（左の腕の感覚が変とか）症状があったら、とにかく救急車を呼んで一刻も早く病院に行かなくちゃダメだって、この間テレビでやってたわよ！」
なんて脅かすものだから結局、翌日娘に休みを取ってもらって、脳外科に行ってきたというわけです。

・・・で結果は

「過去も、現在も硬塞の形跡はありませんね。」
画像を見ながら
「この黒いのは年相応のシミです」
・・って脳にもシミができるんだ！！

左腕の違和感は自分で気付いたのですが、寝る前も起きた時もスマホを左手で持って、いじっているからかな〜と。
先生にも
「そんなところでしょう」
と言われました。


大変お騒がせいたしましたm(_ _)m