孫たちがやって来た
May
2018
06

ゴールデンウィーク中、今年もお泊りにやってきました!

一番上は5年生の女の子
二番目は3年生の女の子
三番目は今年から3年保育の幼稚園生になった男の子

今回、ママが仕事で来れないというのを聞いて
「え~!えっ君は夜大丈夫?」
と不安だったのですが、能天気な息子曰く
「なんとかなるっしょ!」
「そうね、お姉ちゃんがいるからね!」

そのお姉ちゃんが2歳ぐらいの時、やはりママがいなくてパパと二人で泊まりに来た時、昼間は大丈夫だったのですが、夜になるとシクシク・・・
そういう時は何を言ってもダメ!
ただひたすら眠くなるのを待つのみ。
そんなトラウマがあった私。
でも今回は昼寝もしないでたくさん遊んだからかお風呂から上がったらバタンキュー
朝までぐっすりのやんちゃ坊主でした!

翌日は「ららぽーと」でも行くかなと思っていたのですが
子供たち「別にいいよ」
と言うので近くの公園で100均のおもちゃ売り場で買ったカラーバルーン(ストローの先に固まった液体を丸めてつけて風船のように膨らませるもの)やマジックミット(面ファスナーで起毛したボールをキャッチするもの)で十分遊べました!
どこかに行かなくても孫たちにとっては「おばあちゃんの家に行く」ことがお出かけなのかな?
このニュータウンの中央公園も広々として隅には遊具もあり、東屋もあって日陰で腰を掛けるところもあります。
「ここでも十分遊べるね~」
と言いながらとりあえず満足してすぐ裏のおばあちゃんちへ。

お昼はパパの学生時代の先輩がやっているうどん屋さんに行って食べようというので、そのまま家に帰れるように身支度を済ませて(今回息子たちは電車で来たので)私の車でそのお店まで。
さあ、ここからが大変!
15分程の道程でしたが長女曰く
「お父さん!〇〇(末っ子のやんちゃ坊主)が半分寝ちゃった!」
私「あらあら、もうすぐ着くのにね~。遊び疲れちゃったかな」
しばらくするとまた長女が
「お父さん!△△(真ん中の次女)の唇が真っ青だよ!」
車酔いしたらしい・・
これから食事をするっていうのに大丈夫なのかな~と気をもみつつ、着いた駐車場でほぼ寝てしまった状態の末っ子を抱っこして中へ。
通された席で末っ子が
「おしっこ!」というので、私が抱っこしていたけど息子が気を使って
「パパと行こう!」
「おばあちゃんと行く!」
と言うのを無理やり連れて行ったからか、すぐ戻ってきたと思ったら畳のところに突っ伏してシクシク。
そのうち大泣き・・・。
一方の車酔いした次女は顔色悪く無表情で「何もいらない」状態。
それを見ていた長女も心配で心配で
「大丈夫?食べられる?気持ち悪い?ね~お父さん!無理だよ」
次女は相変わらず無表情で何も語らず・・・でもしつこく聞くお姉ちゃんにひと言。
「うるさい!!」
お父さん曰く
「そんなこといちいち言うから余計に気持ち悪くなるんだよ!ほっとけばそのうち良くなるよ!」
私もよく車酔いをした方だから孫の気持ちはよくわかる。
絶対食欲なんてない!
横で末っ子のやんちゃ坊主はワンワン泣いてるし、長女は妹を気遣って何もしようとしない父親に憮然として、次女はひたすら気持ち悪いのを我慢してボーっと座っている・・・。
それでも構わず息子はメニューを広げて注文。
なにしろ先輩の店だから!
とりあえず子供達には今はやり(⁉)の「もりかけうどん」を注文して、適当にてんぷらも頼んで、私も冷やし天盛(だったかな?)を泣いている末っ子と一緒に食べるよと注文。

ほどなく店員さんが
「店長のサービスです」と言ってそら豆の塩ゆでのお通しを出してくださった。
子供たち「好きじゃない」って食べない。
「あらそうなの」って息子と二人でいただく。
あ~険悪な雰囲気・・・

出来上がったメニューが次々運ばれてきた。
またまた店長のサービスで「もりかけ」にお芋のてんぷらをつけてくれた!
でも気持ち悪い時はてんぷらなんて食べられないんだよね~
長女もそれを察してか手をつけない。

そのうち泣き疲れた(飽きた?)末っ子がむくっと起き出したのでおうどんを口に入れてあげると食べること、食べること!
私の半分は食べた!!
「えっ君すごいね!よく食べるね~!」と褒めるとむきになって食べる(笑)。
そのうちお姉ちゃんのも貰って食べる勢いだった。

お姉ちゃんはといえば妹が頑張って少しづつ口にするのを見て、自分も食べ始める。
隣で弟が狙っていたけど結局、完食できたね!
次女の方はお父さんに手伝ってもらって。
お父さん、残しちゃ失礼だからと全部完食!
あ~太るわけだ!!

帰りは武蔵野線に乗るので新座駅まで送って行く予定でしたが、車はもう乗りたくなさそう。少し近くを歩かせてから乗せるかな、と思いましたが、息子が
「ここからなら駅まで歩いても遠くなさそうだからここから電車に乗って帰るよ」
ということでここでお別れ。
車に乗らないですんだ次女の顔もやっと笑顔になって・・・。

帰宅してからあちらのおばあちゃんにお土産もいただいたのでお礼のメールをしました。
しばらくしてからの返信に
「あ、今ちょうど帰ってきました!お姉ちゃんの第一声『ショコラをなぜなぜできたよ!』でした!」

そう、実はもう一人の娘の孫(娘にとっては子供と同じ飼い犬なので私にとっては孫のようなものかな)のフレンチブルのショコラの具合がちょっと悪く年も年なので今回は一緒に遊べないと言っていたのですが(もっとも子供嫌いのショコラなので子供を見ると吠え方が半端なくいつも一緒には遊べませんでしたが)お散歩の時、ちょっと一緒に逢わせてあげました。
もう吠える元気もないショコラだったからみんなになぜなぜしてもらってもじっとしているだけ。もうかわいそうなくらい。
だからいつも怖がって柱の陰から見守るだけのお姉ちゃんが初めて
「ショコラをなぜなぜできた!」のです。あとから
「なんで、今まであんなことできなかったんだろう・・」って。
いやいや、今までは無理だったから!
それだけショコラの元気がないっていうことだから!

そんな「お姉ちゃんがやっと打ったメールです」とあちらのおばあちゃんのメールの中に入っていました。
「お昼ご飯ご迷惑おかけしました!帰っているときは△△はげんきでした・・・」

ちゃんと妹や弟を思いやり、私にまで気遣う言葉を掛けれる立派なお姉ちゃんに成長してました!

「こどもの日」の前日の出来事でしたが、子供たちの成長ぶりを垣間見ることができた二日間でした。