少年と犬
Aug
2020
02

最近、読書らしい読書もしていなかった。
新聞に目を通すだけでも時間がかかるし、テレビなんかつけた日には・・・。
何より、集中できない自分がいた。

先日、ウォーキングがてら志木の義姉のところへ届け物に行き、暑かったので帰りは電車で帰ろうかな、と志木駅ビルへ。
旭屋書店に寄ったら、話題の直木賞受賞作品「少年と犬」が山積みされていました。
短編集というので、集中力のない私でも読めるかな、と前から気になっていたので即買いしました。

帰宅して一息ついて、本の頁を開き、読み始めたら、久しぶりに引き込まれて行く自分がいました。

「男と犬」「泥棒と犬」「夫婦と犬」「娼婦と犬」「老人と犬」「少年と犬」
の6篇の短編集になっていましたが、結局全部つながっていました!

昔から賢い犬の話は好きでした。
テレビドラマの「名犬ラッシー」とか、「フランダースの犬」とか。
この「少年と犬」の小説の中の犬も本当に賢く、癒される犬でした。

作者の馳氏もきっと犬好きの方だったのかなぁと思いながら、しばし別世界に浸らせていただきました。