日本語教室Part3
Feb
2022
13

昨年から行き始めた日本語教室ボランティア
かれこれ数えること昨日で12回になりました。

これだけ数を行ってもまだまだ、独り立ちできません。

でも色々な国の人とお喋りをさせてもらいました。

ブラジルのチアゴさんは奥様が日本人。
もうすぐ赤ちゃんが生まれるそうです。
ブラジルのサルバドール出身で、ボーフィン(身体の悪い部分を治してくれる奇跡の教会と呼ばれている)ミサンガが有名とか。

これをいただきました。
このミサンガを手首や足首に巻きつけておいて切れたら願いが叶うという・・
なんだか日本の若い人たちの間でも流行っていましたね。
ここが発祥なのでしょうか??

また別の日はタイのネンさん。
お子さんが二人いる若いお母さん。
お菓子づくりが得意。

スマホで撮った自分の作品を見せてくれました。

タイにいる時の料理教室で教わったそうです。
フラワーゼリーといいます。
先に作った土台のゼリーに注射針のような道具で中のお花を形作っていくとのことでしたが、見事ですよね!
とても食べられませんね。


またある日は中国のオウさん。
彼女は5、6年前に日本の大学に留学して現在も博士号を取るべく勉強中とのこと。
結婚されているとかで、ご主人はお仕事をされているのかと思いきや、彼も勉強中とのこと。
彼は化学を。奥様である彼女の専門は「自然環境」とか。
日本の大学で勉強しているくらいですからもちろん、日本語は大丈夫なのですが、大学は世界各国の人たちが集まってきているので、ほとんど日本語での会話が少ないそうです。
で、ここでは教科書は使わずに日本語のフリートークをしに通っていらっしゃいます。

それなら、任せて!
相棒と3人でずっとお喋りしてました。
ニュータウンに住んでいらしゃるというので話も弾み、「自然環境」の勉強をしているならと、生活クラブの活動のことなど話したら、結構興味を持って聞いてくれました。
犬も飼っているそうで、そんな話や、ご自分の出身地のこと、話は尽きませんでした!
「今日は楽しかったです!」と言ってくれて
「こちらこそ!!」


昨日の教室は初めて見学した時(→◇)のタンさん。
彼女も優秀な中国人。
テキストもどんどん進んでいました。


その日によって指導者も変わるので、進め方も違う気がしました。
昨日の指導者は彼女が優秀な人と分かっているからか、どんどん彼女に読ませて、(  )内の問題も解かせていました。
タンさんはスラスラ穴を埋めていきます。
こっちの方がついていけない・・・
これは日本語の何を教えようとしているのか・・・
そんなことを考えていると
「ハイ、そうですね。完璧ですね」と指導者。
なんか、もっと例題とか発展させなくていいのかな〜とか、戸惑うばかりの私です。

でも、なんの問題だったか、それに関連して指導者が
「そういえば、この間靴をたくさん買ったって言ってたわよね?」
「あ、はい。12足です。」
「え〜?12足もいっぺんに?」と私。
「いえ、一度にではないです」
「そう、スニーカー?」
「ハイ、そうです。写真あります」
と言ってスマホの画像を見せてくれました。
そこには見事に12足のスニーカーが並べられて写っていました!

「わあ〜すごい!これ全部しまえるの?」
「ハイ、いまのところは。」
「でもね、履く人は一人でしょ?」
「安かったから・・(笑)5,000円ぐらいのが3,000円ぐらいとか。」

思わず出掛かった言葉
「そういうの『安物買いの銭失い』って日本では言うのよ」って。
さすがに言えませんでした。

ご主人の転勤でもうすぐ中国に帰国すると言う彼女。
色々思い出作りをしているのかもしれません。
寂しくなります。