案ずるより・・・
Mar
2021
04

今日、右下の親知らずを抜歯しました。
去年の暮れから
「抜歯しましょうか」と先生に言われていて・・・
「お正月に痛くて腫れてもねえ」と。

結局、今日まで騙し騙し来て、ついに覚悟して行きました。

先ず、歯科衛生士さんから
「今日は抜歯ですね。体調は大丈夫ですか?」と聞かれ
「はい、覚悟してきました」
「血圧は大丈夫ですか?」
「測ってないですけど大丈夫だと思います」
・・・といういくつかのやり取りの後、抜歯の注意事項を書いたメモを読みながら説明します。

その前に薬を飲みました。
「薬のアレルギーはないですか?」
「はい、ないと思います」
痛み止めの「ロキソニン」と抗生物質の「ペニシリン」を一粒ずつ渡され飲みました。

今日はうがいをしないでください、とか。
いつも出掛けて帰ったら手洗い、うがいはセットなんだけど・・・
しょうがない、帰りは電車で帰ろうかと思ってたけど(歯医者は志木駅近くなので)どこにも寄らずに歩いて帰ろう・・・とか思いながら聞いていました。

なんだか段々、大変なことが始まるような気がして・・・。


いよいよ先生登場。
「はい、麻酔を打ちますね。気分は悪くないですか?」
「はい」
麻酔の注射にもビビってましたが、なんということなく終わりました。
「じゃ、ゆっくり深呼吸してね。このまましばらく待っててください」

そして10分後くらいにもう一度また注射を打たれました。
「ちょっと心臓がドキドキするかもしれませんけどね」と言いながらまたその場を離れました。
患者さんが何人も並んで座っているので、あちこちの椅子を回って処置しながらまたやって来ます。
「はい、では。大丈夫ですか?」
なんて言われちゃうと
「あ、ちょっとドキドキしてます」なんて言いたくなってしまう。
「え?」と一瞬ひるんで
「ドキドキって、緊張して?心臓が?」
いやいやそんなたいそうなものじゃないんだけど、ちょっと言ってみただけなんだけど・・・。
「麻酔薬は血管を収縮させるんでドキドキしちゃうんですね」みたいなことを言って、また離れて行っちゃいました。
もうこうなったらサッサと抜いちゃって欲しいんだけど!

そしてまた5分後くらいにいよいよ、ペンチみたいのを握って・・・お〜恐っ!
「麻酔をしているので痛くはありませんからね」
その一言がちょっとホッとしました。

でもなんだかなかなか抜けなくて難航しているみたい。
「ごめんなさいね、レントゲンの写真だとすぐ抜けそうなのに、何か引っかかっちゃってるみたい・・・。ゆっくりしますからね」
なんて言いながらグイグイ揺らしながら引っ張りながら・・・。
しかし、麻酔ってすごいですよね!
こんなにしっかり生えている歯を、ペンチで抜いちゃっても痛みを感じさせないんですから!

なんとかスッポリ抜けてくれて無事終わりました!

失神したらどうしよう・・とかいろいろ考えちゃっていましたが
「案ずるより産むが易し」でした!

もう、抜歯後だいぶ経ちましたが、出血も痛みもなく今に至っています。

今日はお風呂に入れないのが残然ですけど。

以上、抜歯実況中継でした!!