神楽坂~神保町へ
Oct
2020
30

気持ちのいい秋晴れの昨日、友人のお誘いでホテルのティーラウンジでの銅版画展へ。
飯田橋駅から神楽坂を歩いて5~6分のところのアグネスホテル東京のティーラウンジで。

住宅街の一角に緑に囲まれた閑静なたたずまい。
そこのティーラウンジでランチかお茶でもしながら・・・と思いましたが、ここまで来る道すがら色々なお食事処を横目に歩いてきたので、ティーラウンジに入りながら、
「いらっしゃいませ!3名様でございますか?」と言われても
「ちょっと版画展を見に来ました」と図々しく入店してひととおりの作品を見させていただきました(よかったんだろうか・・・)。
あまりお客様もいらっしゃらなかったので、テーブル横に飾ってある作品も近くまで行ってじっくり鑑賞させていただいて・・・
白黒だけで力強い線で描いた植物の銅版画。
命をテーマにしたようです。
凛とした線が素敵でした!

一番の目的を達成して、次はランチ。
来るとき、ちょっと目をつけてました!

「膳楽房⇒☆」という台湾料理のお店です。

日替わりランチセット 900円(税込990円)
(牛肉、野菜、きくらげ炒めのあんかけ・ジャガイモの千切り蛯子和え・スープ・自家製漬物・ご飯)
上品な味付けで美味しかったです。
友人が他の人のテーブルを見たらグリーンの麺類を食べててそれがおいしそうだったというので、今度はそれを食べに来たいな、と思いました。
「里麺(りーめん)」というそうです。

さて次は、たまたま昨日、出かける前に朝刊を読んでいたら

こんな記事を見つけました。
「韓国の絵本」ってなんだか面白そう!
神保町にある出版クラブビルで開催中とのこと。
「となりの国への扉」展。
神楽坂からならブラブラしながら行けるのでは・・と思い一応記事を切り取って持参しました。
「面白そう!行こう、行こう!!」と行ってきました。
スマホですぐ検索できるし、全く便利になりました!

そのビルに入るとすぐのエスカレーターに。
3Fまで直結です。

天井まで本が・・・
らせん階段は出入り禁止でした。そりゃそうでしょ!

下の棚にそれらの絵本は並んでいました。

記事にも載ってた「すいかのプール」
原語本と翻訳本が並んでいます。
二つに切ったすいかの中を泳ぐ様子。
手足を突っ込んだ部分のすいかがバシャッとなって、そこがジュースのように広がって・・。
真夏に読んだら気持ちよさそうで、おいしそうで、子どもたちの想像もより楽しく膨らませたろうな・・・という絵本でした。
最後のページはもうすいかのプールから上がる時間。
イチョウの葉も色づいて「秋」になってました!



「ぼくは犬や」(ペク・ヒナ作、長谷川義文訳)

粘土で作った人形たちを写真で撮った作品です。
日本語訳は長谷川義史氏が大阪弁でユーモラスに仕上げています。
作者であるペク・ヒナ氏は絵本界のノーベル賞と言われる「2020アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」を今年の3月に受賞されたそうです。

こちらでは本を購入することはできないのですが、ネットで購入可能のようです。
(もちろん、書店でも)

銅版画展で「芸術の秋」
膳楽房で「食欲の秋」
絵本展で「読書の秋」
を全部堪能できた一日でした!!