先日、生活クラブの仲間4人で箱根に１泊２日の旅行に行ってきました。

そもそもその中の一人が
「友達が会員になっているホテルに一緒に行かない？一泊5,000円で泊まれるから」
すぐ話がまとまりました。（１泊5,000円と言っても、それは素泊まりの料金ですから。
夕食はお願いせず、朝食だけ付けてもらって、入湯税も込みで結局支払ったのは一人8,500円ほどでした）

１日目はなんとかお天気ももちました。

新宿からロマンスカーで箱根湯本へ。
数年前にも姉の家族と奥湯河原へ旅行した時も箱根に寄りましたが、その時は車でしたので、電車を乗り継いでの箱根旅もなかなかでした！
２日目は雨でしたけど。

ロマンスカーと箱根フリーパスで7,300円。
このフリーパスにはホントにお世話になりました！
帰りに新宿から改札口を出る前に名残惜しく思わずパチリ（笑）

その箱根フリーパスで行ったあちこち、ご紹介します。
箱根湯本からバスで最初に向かった「成川美術館」


成川美術館から眺めるお決まりの風景、芦ノ湖。
本当はこの先に富士山が見えるはずなんだけど・・・


成川美術館では今、「岩田壮平日本画展」「堀文子の花展」などが開かれていました。
岩田壮平氏の「雪月花時最憶君〜花泥棒」という作品。
自転車のホイールと花の組み合わせがすごくインパクトがありました！
大作です。
「第6回日経日本画大賞展大賞」の受賞作だそうです。
3歳〜18歳まで華道の道を歩みながら、その後、絵を描く道に進んだという経歴。
「花」がモチーフになっているのは必然なのでしょうね。


私の大好きな堀文子の「ブルーポピー」
81歳でヒマラヤへ行き、ヒマラヤの標高5,000m周辺の地点にしか咲かないという幻の花ブルーポピーを求め単身で乗り込んだそうです。
ブルーポピーは「群れることを嫌う」と聞いた通りこの株だけで他に花の気配もなかったとか。
「群れない　慣れない　頼らない」
群れれば流される
慣れれば感動が薄れる
頼れば自分を見失う
だからひとりで立つ

すごい強靭な心と身体を持った人だったんだな〜と思いました。
100歳まで生きた人の言葉は重いです。

成川美術館をあとにして海賊船で芦ノ湖を渡り、桃源台港へ。


そこからロープウェイで大涌谷。

またロープウェイで早雲山駅へ
ケーブルカーに乗り換えて強羅へ

強羅から登山電車で箱根湯本へ

そこからその日のホテルに行く前に、夕飯の予約をしていたお店へはタクシーで。


「牛なべ右近」という川床のすき焼き屋さん

暖簾をくぐって入るとすぐ左手に蛇の目傘のオンパレード。
そして玄関を入るとお店の方々のお迎え
「姫様のおなり〜」
「え？」
びっくり
そして川床に案内されます。

牛なべコースが始まります
豆乳と自然薯のすり流し


前菜・・右近カステラ焼き・自然薯と野菜のピクルス・牛時雨煮・クリームチーズ西京漬


牛すじの玉子蒸し 空豆餡


国産黒毛和牛(サーロイン)と野菜
この二つの鍋で給仕の方が調理して一人ひとりに分けてくれます。

自然薯ダレ＋生卵


炊き込みご飯・香の物・味噌汁
もう、ここまでですでに動けないくらいお腹がいっぱい！


でもこのデザートは別腹
自家製白汁粉
白餡に生クリームを混ぜたものをベースにしてメロン、苺、わらび餅etc.をトッピング。


あとはホテルに行って温泉に入って寝るだけ！
なんて贅沢なことだこと。

タクシーで箱根湯本駅に戻ってまた登山電車で宮ノ下へ。
下車して2、3分でホテルに・・・着くはず。
が、色々あって（案内の彼女が方向音痴だった！）30分ほどで到着。

とても素敵なホテルでしたがとにかく迷路。
お風呂に行くのも食堂に行くのも、私ともう一人の彼女は絶対一人で行けません！


翌朝は曇天のち雨
でも部屋の窓から見える景色は朝靄が幻想的

今日は外歩きはあまりできそうもないのでポーラ美術館に行きましょう、ということで、先ず朝食をゆっくり摂りました。


そしてチェックアウトしてから向かい側の富士屋ホテルでお茶しました。

アップルパイが絶品と言うので。

なんだかんだ午前中のんびりして、またホテルを出て宮ノ下駅に向かったのはもう11時半頃だったかな？
登山電車で強羅まで。
強羅から観光施設めぐりバスでポーラ美術館まで。
前に行った時は近道で入ったから通らなかったエントランス
ガラス張りの天井や壁が雨でも明るくしてくれます。


前回行った時はこの照明器具を替えてたんだったか？
なんか大掛かりに梯子を掛けたりして調整していたような・・・


これが美術館の全景の模型です。

バス停の待合所もガラス張りで素敵です


現在開催中の展示です。

ゆっくり観て、ミュージアムショップで買い物をして、バス停に向かいました。
箱根湯本まで直通の時間を調べておいたので14:55発に乗って15:30に箱根湯本着。
軽食を摂って、新宿まで小田急線の普通で帰りました。

やっと旅行も楽しめるようになりましたね。
これを機に
「また行こうね！」と盛り上がっています。
何より坂の多い地形の箱根。
乗り物もケーブルカー、ロープウェイ、スイッチバックする登山電車と多種多様
2日間、目一杯使って7,300円はとてもお得だったかな〜