職人技
Nov
2021
09

延びに延びていたリフォーム工事。
ようやくカーテンを残して終わりました。

仕事を見ていても「そりゃそうでしょ」と納得します。
初日と翌日は大工さん3人で仮住まいする和室や、物置と化した息子の部屋に家具の運び出しとリビングと寝室の壁を撤去。
あれよあれよの2日間でした。
でもそれからは一人仕事。

先ずフローリング。
この元のフローリングの上に1枚1枚貼っていきます。
一人で黙々とフローリングの板を1枚1枚地道に貼っていく作業が数日続きました。


この日は親方も参戦。

元の壁の位置から30cmほどリビングを広くして間仕切りが立ちました。


仕切りの端は棚板にして、向こうが見通せるように・・・。
釘が見えないけど?
接着?
この手前の柱に電気の配線が通っているので、中は空洞。蓋をする前に打ち付けています。
向こう側は仕切り板を立てる前に。
なるほど・・・。



工務店で造作したカウンターが運ばれました!


そして引き出しも付いて仕上げに。
家具職人さんのようなお手並み。


造作吊り戸棚。これから扉を付けます。

手持ちのワイヤーカゴを利用してもらって引出し収納に。
その木の桟の丸みの細工が細かい。


そしていよいよクロス屋さん。
気がついたらこんな機械が運び込まれていました。
え〜っ!これ一人で運んだの?
おまけにクロスの巻きも半端なく重い。
車から11階の玄関前まで一人で何往復もして運んでいたよう。
知らなかった・・・

うちの設計士さんは天井の見切り(角の白いモールのようなもの)を嫌うので、クロス張りの前にそれを外します。
大工さん曰く。
外してしまうと余程の技術がないとクロス張りが難しいのだとか。
上の画像のように先ず、下地塗りをしてから。


そして、こんなに綺麗な仕上がり。
腕のいいクロス屋さん、と大工さんのお墨付き。


カウンター内の配線は電気屋さんの仕事。
床から立ち上げた配線を引き出しの裏を這わせて・・・

この通り。


そしてエアコンのドレンもスッキリプラケースに収納。


住みながらのリフォームでしたので内装が出来上がっていくのが垣間見えて面白かったです!

壁を取って、新たな間仕切りをリビングを広げるようにずらしました。
既存の家具で支えています。
奥は仕事部屋。この右端のテーブルでただいまブログ作成中です。

大工さん、クロス屋さん、電気屋さん、塗装屋さん、そして最後にカーテン屋さん。
皆さんの職人技をじっくり拝見しました!