都会の牧場
Jul
2019
26

きのうは先月、東京ステーションギャラリーで開催された「ルート・ブリュック展」を鑑賞するにあたってチケット購入の際、次回のチケットも併せて購入すれば100円引きになる・・・とかいうので購入しておいた「メスキータ」展に行ってきました(ややこしい!)。
「メスキータ」って私は知りませんでしたが、あのだまし絵で有名な「エッシャー」が命懸けで守った男ということ、このチラシの木版画のインパクト!・・・で次回も行こう!と一緒に行った友人たちと即、決めたのでした。

メスキータはエッシャーの師であり、エッシャーの作品はかなり影響されています。
そのメスキータはユダヤ人であったがために迫害され殺されました。
それを知ったエッシャーらがアトリエに残された彼の膨大な作品の中の一部を救い出し、戦時中も命懸けで守り抜いたという作品の回顧展が日本で初めて開催されているのです。
この白黒の明暗のコントラストが強烈な印象の作品群でした。


そのあとは
「この間、行こうって約束したから予約しておいたよ!」
という「大手町牧場」へ。
そういえば先月、東京駅付近を歩いていた時に
「あのビルに牧場があるのよ!」
との友人の言葉に
「え~っ!あのビルの中に?!」
と半信半疑だった私たちのために予約してくれていたのです。


八重洲北口を出ると真正面に見えるPASONAというビル。

確かに「大手町牧場」という看板は掲げられていますが、このステンレスの扉がそもそも「開く」イメージのない私たち。でも前に立つとOPEN~!
1FはCAFEになっていました。予約時間までちょっとコーヒータイム。

受け付けを済ませていよいよ13Fへ。
ユニークな絵のエレベーターに乗って。



到着した「パソナ大手町牧場」

左側の柵の向こうが牧場

逆光で、おまけにフラッシュが使えないので画像が見にくいですが、裸になったアルパカです。
フワッとした毛でした!

牛みたいな山羊!

柵から顔を出して餌をねだる姿がまた可愛い!!

身動き一つしないフクロウ。
夜行性だから今はぐっすり就寝中でした!

フラミンゴや烏骨鶏もいました。

併設されたCAFEでソフトクリームを食べて帰りました!

この都会の牧場、地域産業の担い手となる「酪農」や「観光牧場」分野の人材育成を行う”都市型牧場”として、酪農に関するセミナーや専門講師を招いた人材育成講座、健康な食生活を送るための食育講座を行い、地方創生に貢献することを狙いとしているそうです。

ビルの谷間でユニークな体験でした!