雨の定休日
May
2012
04
せっかく祭日が定休日と重なり、娘たちと出かけられる日だったのですが・・・  朝から柳瀬川は溢れんばかりの大雨。 でも予定通り、埼玉県立近代美術館で開催中の「草間彌生『永遠の永遠の永遠』」展に。       幼い時から繰り返し襲う幻覚・幻聴から逃れるためにそれらを描きとめる絵を描き始めたとか。 草間彌生といえば水玉。それは耳なし芳一が身を守るため全身をお経で埋め尽くしたように、水玉が草間彌生にとって身を守るおまじないのようなもののようです。 この水玉ワールド、なんとも可愛く、愛らしくとても楽しかったです。 そしてこの黄色のかぼちゃ、何年か前に訪れた瀬戸内海の直島のかぼちゃを思い出しました。草間彌生の初めてのかぼちゃです。     また、この展示の中で「魂の灯」という光と水と鏡による部屋があったのですが、そこに入ると真っ暗な中にカラフルな水玉が鏡の壁面いっぱい瞬いていて、足元は水が張ってあるのでちょっと足を踏み外すと水玉の世界に引き込まれていきそうで不気味な感覚でした。 それもまた直島で味わった色々なアートな感覚のそれと似ていました。 雨の定休日は雨粒ならぬ水玉ワールドでした!!