高野山
Jan
2021
25

先日、時々配信されるメルマガに面白そうな本の紹介がありました。


なんか面白そう・・・と即、購入。

やっと、旅行に行ける自由な日々を獲得したのに、この始末。
どうしてくれる、とせめてもの旅の本。

まだ読み始めたばかりですが、面白い!

目次です。

1st  TRAVEL
高野山の宿坊で、プチ修行旅
~憧れの空海&美坊主たちとの夜

この自粛期間も終わり、コロナも終息したらどこに行こうか・・・
と読み始めたのですが、この1st TRAVELの高野山の旅を読み終えた次の日に
NHKスペシャル「高野山 千年の襖絵 空海の世界に挑む」の再放送が放映されるというグッドタイミング!
このたかのてるこさんが著す高野山の寺院も、そこを開いた空海も読んでいてとても身近な存在になっていたところのテレビ放映だったので、迷わずチャンネルを回しました。

千住博氏の滝の絵は有名ですし、以前友人に案内されて大正大学構内にある「すがも鴨台観音堂」に行ったとき確か、出会っていたような・・・。
でもその時は多分「ふ~ん・・これがあの有名な千住博の『滝』ね」という程度の鑑賞だったと思います。



この襖絵は氏が居を構えているニューヨークで6年かけて仕上げた作品です。
構想から製作にかかっている姿を映し出していましたが、和紙の厚みのこだわりといい、その和紙をくしゃくしゃに丸めてその上に描き出す「崖」の険しいこと。

何と言ったらいいか、その壮大な筆の動きと、仕上がった景色に心から感動を覚えました。
そして是非、「行って見てみたい!」と思いました。

この気持ちがいつまで持続できるか、が問題ですけど。