春はいつ?
Mar
2012
12
久しぶりに晴れて、午後出勤のきょう、店に出たらリサイクル品がテーブルに山積み! 午前勤務のスタッフのお二人さん、お疲れ様でした!! 「午後は任せて!」と張り切ってバトンタッチしたものの、午後は急に客足が途絶え・・・ ご覧の通り、寂しい店内でした。 午後から北風ぴゅーぴゅー寒かったですものね~。 いったい春はいつ来るのでしょうか・・・!? 春といえば「春の海外ブランドフェア」、もう来週の金曜日からです! 昨日、朝日新聞の販売所「伸光堂西部販売」で作って頂いた広告を折り込んでいただきました。 その日の朝、さっそくその広告を持って「こんなお店が近くにあるなんて知りませんでした」 と、ご年配の方が「全然履いていない靴がもったいないので」とおっしゃってご来店になりました。 残念ながら海外ブランド品ではなかったので、通常のリサイクル品として出品していただきましたが、捨てるのがもったいなくて、誰かに履いていただけたら嬉しい・・と喜んでいらっしゃいました。 さっそくの広告効果にこちらも嬉しかったです! 昨日といえばあれから一年・・ テレビでは繰り返し流す津波のシーン。そして復興に向けて立ち上がる人々の姿。 きょう店に仙台出身の元スタッフが見えたので、「そういえばお姉さん、どうしてます?」と聞いてみました。 この元スタッフのお姉さん、ご主人はとうに亡くされ石巻で息子さん二人とクリーニング店をされていたということ。昨年の震災の時はしばらく連絡が取れず、ずっと心配していたのですが一週間ほどしてやっと連絡がとれました。 聞けば、津波で海岸近くにあった工場の一階は海。預かり物の洗濯物をできるだけ抱えて3人で二階に避難したそうです。 水が引くまでそこから脱出できず、ボートでお嫁さんがおにぎりを届けてくれたそうです。 そんな話を去年聞いていたので、「どうしています?」となった訳です。 ご長男はJICAで活動。ご次男は京都のクリーニング屋さんに就職。 お母様であるお姉さんは工場は流されましたが自宅は大丈夫だったので、自宅の一部を仕事場にしてお一人で呉服専門のクリーニング業をされているとか・・。 しみ抜きをしてもダメな箇所は手を加えて絵を描いたりするのだそうです。 そんな勉強を山形に通ってされていたそうな・・・ この元スタッフのお姉さんですので、多分70歳前後だと思います。 本当に頭が下がります。 さてそのお姉さまの三男の方は元々東京にいらして、このたびご結婚されるそうです。 お孫さんたちもみなさん揃って結婚式に出席されるとか。 本来、式場に子供たちは・・と思っていたらしいのですが、このお姉さま、「費用はみんな出してあげるからみんなで行こう!!」とおっしゃたのだそうです。 だって、被災地では子供たちの遊び場も満足にないし、どこかへ遊びに連れていくということもないし・・ 電車に乗ってみんなで遠出をするということに、それはそれは子供たちが楽しみにしているそうです! よかったね!! 春はすぐそこです。